Sun Microsystems 3.5 Computer Accessories User Manual


 
2 章 プラットフォーム別の注意事項 13
Sun Fire V1280/Netra 1280 の注意事項
この節では、Sun Fire V1280/Netra 1280 サーバーに固有の注意事項を示します。
Sun Fire V1280/Netra 1280 の判明している
制限事項
Sun Management Center FRUID 情報の更新に時間がかかる
Sun Fire V1280/Netra 1280 は、帯域幅の狭い通信チャネルで Sun Fire V1280/Netra
1280 サービスコントローラから FRUID 情報を取得します。これらのサーバーでは、
起動後に定期的に FRUID 情報を取得する方式を採用しています。起動中には FRUID
情報の取得準備ができていない場合があり、その場合には「Reading...」という関
連情報が表示されます。プラットフォーム全体に関するすべての FRUID 情報の取得
にかかる時間はプラットフォームの設定によって異なり、最大で 2 時間程度かかる場
合があります。
入出力デバイスおよび入出力コントローラテーブルの処理が
他のプラットフォームと異なる
Sun Fire V1280/Netra 1280 の実装は他のプラットフォームの実装と次の点が異なり
ます。
入出力コントローラテーブルは未使用です。
入出力デバイステーブルに PCI カードの一覧が表示されますが、ディスク数、
テープ数、ネットワーク数属性は未使用です。
物理的に Sun Fire V1280/Netra 1280 のシャーシに物理的に含まれていないディス
クやテープなどの外部装置は、アドオンによる監視対象になりません。
動的再構成の実行中にハードウェア情報を取得できない
動的再構成のコマンド行インタフェースの詳細については、『Sun Fire V1280/Netra
1280 システム管理マニュアル』を参照してください。Sun Management Center 製品
に付属している DR (動的再構成) アドオンは、Sun Fire V1280/Netra 1280 サーバー
ではサポートされていません。