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Chapter 4: BIOS セットアップ
本マザーボードはプログラム可能なファームウェアチップセットを搭載しており、「4.1
BIOS の更新」で説明した付属ユーティリティを使用してBIOSの更新をすることが可能
です。
BIOS 設定プログラムは、マザーボードを取り付けた時や、システムの再構成をした時、ま
たは”Run Setup”を促された時に使用します。本項では、この機能を使用してコンピュー
タの設定をする方法を説明します。
BIOS 設定プログラムを使用するように指示されていない場合でも、コンピュータの設定を
変更することができます。例えば、セキュリティパスワード機能を有効にしたり、電源管理設
定を変更したりすることができます。これらの設定を変更するためには、コンピュータがこれ
らの変更を認識し、ファームウェアハブまたは CMOS RAM に記録できるように、BIOS設定
プログラムを使用してコンピュータの設定を変更する必要があります。
マザーボードのファームウェアハブには、BIOS設定プログラムが搭載されています。BIOS
設定プログラムはコンピュータを起動するときに実行することができます。起動時の自己
診断テスト (POST) の間に<Del>キーを押すとBIOS 設定プログラムが起動します。
POST の終了後にBIOS 設定プログラムを実行したい場合は、<Ctrl+Alt+Delete>を押
すか、ケースのリセットボタンを押してシステムを再起動します。システムをオフにし、それ
からまたオンにすることによって再起動することもできます。ただし、これは最初の2つの
方法が失敗した場合の最後の手段として行ってください。
BIOS 設定プログラムは簡単に使用できるように設計されています。メニュー画面から、
ナビゲーションキーを使用してさまざまなサブメニューをスクロールしたり、使用可能な
オプションから設定を選択したりすることができます。
・ このマザーボードのデフォルトの BIOS 設定はほとんどの環境で、最適なパフォー
マンスを実現できるように設定されています。BIOS 設定を変更した後システムが
不安定になったら、デフォルト設定をロードしてください。デフォルト設定に戻すに
は、終了メニューの下の「Load default Setting」を選択します。(詳細は「4.8 終了
メニュー」をご参照ください)
・ 本書に掲載した BIOS の画面は一例であり、実際に表示される内容と異なる場合
があります。
・ 最新の BIOS はASUS Web サイト(www.asus.co.jp)からダウンロードしてください。