Fujitsu T2000 Server User Manual


 
はじめに ix
使用済製品の引取りとリサイクルについてのお願
い 
この製品の所有権が事業主の場合には、使用後に廃棄される製品は産業廃棄物扱
いとなり、廃棄する際にはマニフェスト伝票(廃棄物管理表)の発行が必要とな
ります。
製品所有者が当社に廃棄を依頼される場合には、“富士通リサイクル受付セン
ター”をご利用ください。
詳しくは、環境活動のホームページ(http://eco.fujitsu.com/jp/)の“富士通リ
サイクルシステム”
http://eco.fujitsu.com/jp/5g/products/recycleindex.html)をご覧いただく
か、または担当営業にお問合せください。
なお、“富士通パソコンリサイクル受付センター”は、個人のお客様専用受付窓
口のため、ご利用いただけませんのでご注意ください。
当社では、富士通リサイクルシステムを構築し、リサイクルセンターでの使用済
製品の解体、分別処理により、部品の再使用や材料へのリサイクルを行っていま
す。
廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に
関するご注意
本機器を使用していた状態のまま廃棄・譲渡すると、ハードディスク内のデータ
を第三者に読み取られ、予期しない用途に利用される恐れがあります。機密情報
や重要なデータの流出を防ぐためには、本機器を廃棄・譲渡する際に、ハード
ディスク上のすべてのデータを消去することが必要となります。
ところが、ハードディスク上のデータを消去するというのは、それほど容易なこ
とではありません。ハードディスクを初期化(フォーマット)したり、OS 上から
ファイルを削除する操作をしただけでは、一見データが消去されたように見えま
すが、ただ単にOS 上でそれらのデータを呼び出す処理ができなくなっただけあ
り、悪意を持った第三者によってデータが復元される恐れがあります。
したがって、お客様の機密情報や重要なデータをハードディスク上に保存してい
た場合には、上に挙げるような操作をするだけでなく、データ消去のサービスを
利用するなどして、これらのデータを完全に消去し、復元されないようにするこ
とをお勧めします。
お客様が、廃棄・譲渡等を行う際に、ハードディスク上の重要なデータが流出す
るというトラブルを回避するためには、ハードディスクに記録された全データ
を、お客様の責任において消去することが非常に重要となります。