Konica Minolta 9100 Printer User Manual


 
B-14
B 特殊印刷
メモリクライアント
各メモリクライアントは、プリンタの設定メニューの中のメモリメニューに
あります。メモリメニューを変更したいときは、新しいメモリの設定を確認
するためにステータスページをプリントしてください。設定メニューを操作
して各クライアントメモリを設定する際、メモリはキロバイト単位で配分さ
れます。ステータスページにはキロバイト単位でサイズが表示されます。
ご注意
各メモリクライアントに割り当てるメモリの数値は 4 KB で割り切れる
値にしてください。もし 4 KB で割り切れない値が入力された場合には
4 KB で割り切れる値(入力した値より小さい)に自動的に変更されま
す。例えば、102 KB を入力すると、実際の値は 100 KB になります。
1. フレームバッファ(Frame Buffer
操作パネルのメッセージウィンドウには「フレームバッファ」と表示されます。フ
レームバッファメモリクライアントは、ラスタライズが完了してビットマッ
プ化されたページイメージをプリンタエンジンに送る前に一時的に保管する
領域です。フレームバッファに必要なメモリの量は、解像度と用紙サイズか
ら決定されます。同じ用紙サイズの場合、解像度が倍になると必要なフレー
ムバッファメモリは 4 倍になります。
フレームバッファに必要とするメモリは下記の計算式で求められます。
用紙の幅(インチ) × 水平方向の解像度(dpi)÷ 8 =(1
用紙の長さ(インチ) × 縦方向の解像度(dpi)=(2
1 ×2)=メモリ容量(バイト単位)
メモリ容量(バイト単位)÷ 1024 =メモリ容量(キロバイト単位)
例)
用紙サイズが A4(横 8.2 インチ、縦 11.7 インチ)の印刷で、解像度
600 dpi で必要とされるメモリ。
8.2 × 600 ÷ 8 615 11.7 × 600 7,020
615 × 7,020 4,317,300 4,317,300 ÷ 1024 4,217
4,217
キロバイト
このフレームバッファメモリが不足するとプリント画面にいろいろな問題が
発生します。