Dell 490 Personal Computer User Manual


 
5. コンピュータおよびデバイスをコンセントに接続して、電源を入れます。
電力管理
お使いのコンピュータは、使用しない間は少ない電力で動作するように設定できます。 コンピュータにインストールされたオペレーティングシステムおよびセットアップユーティリティの特定のオプション
定を使って、電力使用を制御します(「セットアップユーティリティ」を参照)。 節電されている期間を「スリープモード」と呼びます
l スタンバイ ―このスリープモードでは、多くのコンポーネントは節電または電源が切られた状態になります。 ただしシステムメモリは活動状態にあります
l 休止状態 ―このスリープモードではシステムメモリのすべてのデータをハードドライブに書き込み、それからシステム電源を切ることによって、電力消費を最小にしますこのモードからウェ
イクアップするとコンピュータが再起動し、メモリの内容が回復されます。 その後、コンピュータは休止状態モードに入った時の状態から動作を開始します
l シャットダウン ―このスリープモードでは、補助用のわずかな量を除いてコンピュータからすべての電源を切ります。 コンピュータがコンセントに接続されている限り、自動的にまたはリモート
で起動することができます。 たとえば、セットアップユーティリティ(「セットアップユーティリティ」を参照)Auto Power Onオートパワーオンオプションを使うとコンピュータを特定の時刻
に自動的に起動することができます。 またネットワーク管理者Remote Wake Upリモート起動)などの電力管理イベントを使ってコンピュータをリモートで起動することができます
次の表に、スリープモードとモードから復帰させるために使用する方法を一覧表示します
ハイパースレッディングテクノロジとデュアルコアテクノロジ
ハイパースレッディングはIntel®のテクノロジで1 つの物理プロセッサを 2 つの論理プロセッサとして機能させることによってパフォーマンスを全体的に向上させて、複数の特定のタスクを同時に処
することを可能にします。 デュアルコア は演算を行う物理ユニットを単一CPU パッケージ内に搭載した Intel のテクノロジで、演算の効率とマルチタスク機能を向上させます。 Windows XP
ペレーティングシステムはハイパースレッディングテクノロジを利用するために最適化されているので、Microsoft®Windows®XP Service Pack 1SP1)以降のオペレーティングシステムを使
用することをお勧めします。
くのプログラムはハイパースレッディングテクノロジとデュアルコアテクノロジの恩恵を受けることになりますがそれらのテクノロジ用に最適化されていないプログラムもありますそれらのプログラム
は、ソフトウェア製造元によるアップデートが必要な場合があります。 ソフトウェアの製造元に、アップデートやハイパースレッディングテクノロジまたはデュアルコアテクノロジでソフトウェアを使用する
方法についてお問い合わせくださいお使いのコンピュータがハイパースレッディングテクノロジを使用しているかどうかを確認するには、セットアップユーティリティのオプションでPerformanceパフ
ォーマンスタブのHyper-Threadingハイパースレッディングがあることを確かめてください(「セットアップユーティリティ」を参照)。
RAID 構成について
本項ではRAID 構成の概要を説明しますコンピュータのご購入時RAID 構成を選択している場合があります。 コンピュータ業界では、用途のタイプに応じて多数RAID 構成が利用できます
が、デルでは Dell Precision コンピュータでRAID レベル 0、レベル 1またはRAID レベル 5 に対応しています
RAID レベル 0 構成は高いパフォーマンスが要求されるプログラムに、RAID レベル 1 構成は高水準のデータ保全性を希望されるユーザーにおめします。 RAID レベル 5 構成ではデータ保全性
と高いパフォーマンスの両方が実現されます。 RAID レベルは階層を表すものではありません。 RAID レベル 5 構成は、RAID レベル 0 構成より本質的に優れてもってもいません。
このコンピュータの Intel RAID コントローラでは2 または 3 台の物理ドライブを使用して、RAID レベル 0 構成のみの設定が可能です3 台目のドライブがある場合、そのドライブはIntel
RAID 構成プログラムを使用して、RAID レベル 0 構成の一部とすることができます。 ドライブが 3 あって 2 RAID レベル 1 構成に使われている場合、3 台目のドライブは RAID 構成の予
ドライブとして使用できます(「スペアハードドライブの作成」を参照)。 RAID レベル 5 アレイは 3 のドライブで構成する必要があります
すべて同じ種類のドライブを使用してくださいRAID アレイSAS ドライブと SATA ドライブを混在させることはできません。 また、容量が大きいドライブに未割り当ての(使用できない)領域ができ
ないようにするにはこれらのドライブを同じ容量にする必要があります
メモ: 休止状態モードやスタンバイモードになるには、コンピュータに取り付けられたすべてのコンポーネントがこれらのモードの機能をサポートし、また適切なドライバがロードされている必要が
あります。 詳細については、各コンポーネントの製造元のマニュアルを参照してください
メモ: 休止状態モードは4 GB 以下RAM を搭載したコンピュータでのみサポートされます
スリープモード
復帰方法(Windows XP
スタンバイ
l 電源ボタンを押す
l オートパワーオン
l マウスを動かすかクリックする
l キーを押す
l USB デバイスアクティビティ
l 電力管理イベント
休止状態
l 電源ボタンを押す
l オートパワーオン
l 電力管理イベント
シャットダウン
l 電源ボタンを押す
l オートパワーオン
l 電力管理イベント
メモ: 電力の管理の詳細についてはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください