第 4 章
ViewStation FX/VS4000 ユーザーガイド 160 www.polycom.com
• 動的帯域割当 : 動的帯域幅割当の使用を指定します。
ViewStation FX と VS4000 の動的帯域幅機能は自動的に最適
の通話回線速度を見つけます。 通話中に過剰なパケット損失が
生じた場合には、動的帯域幅機能はパケット損失がなくなる
まで回線速度を減らします。 パケット損失がなくなったら、今
度はパケット損失が生じるまで、動的帯域幅機能は回線速度
をだんだんに向上させます。 この時点で、動的帯域幅機能は回
線速度を少し下げ、最大スループットで最少のパケット損失
になるようにします これは、動的帯域幅をサポートするエン
ドポイントとの通話でもサポートされています。
• システムは NAT の後方 : このオプションは、ViewStation FX
または VS4000 に NAT Outside (WAN) Address (NAT の外部
(WAN) アドレス ) フィールドで外部 IP アドレスとして表示さ
れる IP アドレスを使用するように指示します。 VPN (Virtual
Private Network [ 仮想プライベート通信網 ]) をネットワー
ク接続に使用する場合は、[システムは NAT の後方]が選択さ
れていないことを確認してください。
• NAT 自動検出 : このオプションが選択されている場合は、
ViewStation FX または VS4000 は NAT デバイスから IP アド
レスを取得できます。
• NAT の外部 (WAN) アドレス : NAT で使用される外部 IP アド
レスを指定します。 ViewStation FX または VS4000 が外部 IP
アドレスを検出できなかった場合には、ここで入力できます。
NAT (Network Address Translation [ ネットワーク アドレス変
換 ]) 後方での操作に ViewStation FX または VS4000 を構成する
方法の詳細については、 219 ページの「ネットワーク アドレス変
換」を参照してください。