付録 C
© Polycom, Inc., 2001 229 ViewStation FX/VS4000 ユーザーガイド
暗号化再同期
暗号化エンコーダ / デコーダが ViewStation FX または VS4000 と
ネットワークとの間に接続されている場合は、ViewStation FX ま
たは VS4000 からの再同期化シグナルを必要とします。このシグ
ナルは ViewStation FX または VS4000 がネットワーク故障のため
画像同期を喪失し、接続先装置からの暗号化エンコード / デコー
ド再同期化を必要としていることを示しています。
この機能を有効にするには、[ システム情報 ] > [ 管理者設定 ] >
[ セキュリティ ] を選択します。 [ 暗号化再同期 ] オプションを
選択すると、「暗号化再同期パルス」 画面が表示されます。
この画面では、暗号化再同期を有効にし、パルス間に時間 ( 秒 )
を設定し、パルス幅 ( ミリ秒 ) を設定できます。
ViewStation FX または VS4000 が通話中に H.320 同期を失った場
合、H.320 が同期を再開するまで、継続して同期パルスを指定パ
ルス幅で送信します。
再同期パルスは RTS シグナルの出力です。この機能が有効にされ
ている場合は、RTS シグナルは RTS シグナルとして機能しません。
暗号化装置を使用してインストールする場合は、カスタム ケーブ
ルを必要とします。 このケーブルは ViewStation FX または
VS4000 からの RTS シグナルを暗号化装置の適切な再同期化入力に
ルートするように作成されています。 暗号化装置は、 ViewStation
FX または VS4000 の DTR 出力から、または常時高タイオフに接続
することによって、 RTS 入力を得ることができます。この非ダイ
ヤル化モードでは、DTR 出力と RTS 出力は全く同じように機能し
ます。 これらのシグナルについての詳細は、この付録の224 ペー
ジの「状態マシン」 を参照してください。
LED
V.35 ネットワーク インターフェイス モジュール上の
LED 動作状況
インターフェイス モジュールの接続を確認するには、DCE ケーブ
ル ポートの横の LED を確認します。