第 5 章 はじめに
© Polycom, Inc., 2001 207 ViewStation FX/VS4000 ユーザーガイド
[ パススルー ] モードは専用機能で、両方のエンドポ
イントが ViewStation FX または VS4000 ステーショ
ンである場合だけサポートされています。RS-232
ポートは H.320 モードでのデータ パススルーだけを
サポートします (ISDN または V.35)。 H.323 (IP) テ
レビ通話または多地点通話でのデータ パススルーは
サポートされていません。ftp または Telnet などの
代替ファイル送信方法が広く利用されています。
注記 [ パススルー ] モードでは、ローカル ステーションもリ
モート ステーションも同じデータレートに設定されてい
る必要があります。
パススルー モードから制御モード : こちら側が [ パ
ススルー ] モードに設定されていて、相手側が [ 制御
] モードに設定されている場合、こちら側 RS-232
ポートに接続しているデバイスで、相手側のコマンド
ライン インターフェイスを使用し、相手側
ViewStation FX または VS4000 を制御できます。
以下の表は、各エンドポイントで基本設定された RS-232 モー
ドに基づいたポート操作を要約したものです。
• フロー制御 : ViewStation FX と VS4000 はハードウェアのフ
ロー制御をサポートします。ハードウェアのフロー制御設定
が、ViewStation FX または VS4000 と接続した両サイドの外
部デバイスとの間で整合性があるように確認してください。
こちら側のモー
ド
相手側モード 操作結果
制御 なし こちら側 CLI ( コマ
ンドライン イン
ターフェイス )
パススルー 制御 こちら側が相手側の
CLI を制御
パススルー パススルー データは、こちら側
RS-232 ポートから
相手側 RS-232 ポー
トに完全二重モード
でパスされます。