第 1 章 はじめに
ViewStation FX/VS4000 ユーザーガイド 50 www.polycom.com
稲妻は、バージョン 2.5 以上の H.320 と H.323 通話では異なっ
ています。
• H.320 通話では、稲妻が表示されるのは、1 秒間に 3 つ以上
の CRC (Cyclic Redundancy Check [ 周期冗長性検査 ]) エラー
があるか、または 1 秒間に 10 以上の FEC (Forward Error
Correction [ フォーワード エラー修正 ]) エラーがある場合
です。
• H.323 通話では、稲妻が表示されるのは 100 以上の音声と画
像のパケットが損失された場合です。稲妻が表示されるごと
に、表示カウンタがリセットされます。
稲妻がトリガされるのは、ネットワークである一定レベルのパ
ケット損失が検出された場合です。パケット損失レートの周波数
はリモコン シェルを使用して修正できます (RS-232 経由または
Ethernet/Telnet 経由 )。 ドキュメンテーション CD に含まれてい
る FX または VS4000 リモコン API 文書を参照してください。
音声
通話に音声がありません。
• ViewStation FX または VS4000 がモニタの間違った音声入力
に接続されています。 モニタのケーブルが ViewStation FX ま
たは VS4000 クイックスタート の色ケーブル図に表示されて
いるように接続されているか確認します。
• 相手側がミュートになっています。 相手側がミュートの場合
は、相手側の [ ミュート ] アイコンがモニタの左下隅に表示
されます。 相手側にリモコンの [ ミュート ] ボタンを押すよ
うに頼んで、ミュートなのか、正しく接続されていないのか
をチェックします。
• ViewStation FX と VS4000 の [ トーン作成 ] テストを使用し
て、問題の診断をします。
話している際にエコーが聞えます。
エコーは、相手側通話に問題があります。相手側に音量を下げて
もらい、相手側マイクが ViewStation FX または VS4000 とモニタ
のスピーカーから離れたところに配置されるように確認します。