Dell 690 Switch User Manual


 
RAID 設定ユーティリティの起動
1. システムを起動します。
2. POST にプロンプトが表示されたら<Ctrl><C> を押します
キーを押すタイミングが遅れてオペレーティングシステムのロゴが表示されてしまったらオペレーティングシステムの起動が完了するまでそのまま待機します。 その後、システムを再起動し
て、もう一度この操作を行ってください
設定ユーティリティのメニュー画面が表示されます
設定ユーティリティのナビゲーション
設定画面は階層式に分類されています。 ナビゲーションのヒントは各画面の下に表示されます。 このユーティリティではオンラインヘルプも利用できます。
RAID 構成と RAID 管理
オンボード RAIDIR)構成と管理画面のいずれにアクセスする場合も、Adapter Propertiesアダプタのプロパティ)画面RAID PropertiesRAID のプロパティ)を選びますここで新しい
RAID ボリュームの作成や、既存RAID ボリュームの表示 / 管理を行うことができます
l 現在設定済みの RAID ボリュームがない場合は、RAID 仮想ディスクRAID ボリューム)の作成を求めるプロンプトが表示されます
l 現在少なくとも 1 RAID ボリュームが設定されていれば、既存RAID ボリュームはどれでも表示して管理することができます
Exit(終了)画面
RAID 設定ユーティリティはしく終了することが重要です。一部の変更は終了してはじめて有効となるからです。 Adapter Listアダプタの一覧)から <Esc> を押して終了します。 また、他の画面
を終了するにもほとんどの場合に同様の終了画面が表示され、設定を保存できるようになっています。
設定作業の実
新しい RAID ボリュームを作成する 2 つのオプションはCreate IM VolumeIM ボリュームの作成)とCreate IS VolumeIS ボリュームの作成)ですIM integrated mirroring(内蔵
ミラーリング)の略語ですIS integrated stripingオンボードストライピング)の略語です。 追加情報は設定画面から利用できます
RAID レベル 0 構成作成
以下の手順で、現在 RAID ボリュームが設定されていない SAS 5/iR コントローラRAID 0 ボリュームを作成します
1. 設定ユーティリティの Adapter Listアダプタの一覧)からコントローラを選択します。
2. RAID PropertiesRAID のプロパティオプションを選択します。
3. ISストライプRAID ボリュームまたは IMミラーRAID ボリュームのいずれかを作成するように指示されたらCreate IS VolumeIS ボリュームを作成する)を選択します
次の画面に、RAID ボリュームに追加できるハードドライブの一覧が表示されます。
4. カーソルを RAID DiskRAID ディスク)行に移動します。 ハードドライブを RAID ボリュームに追加するには、<+><->またはスペースバーを押して、「No」(いいえ)を「Yes」(はい)に変
します。 ハードディスクが追加されるとVirtual Disk Size(仮想ディスクのサイズフィールドの表示が変わってRAID ボリュームのしいサイズが反映されます。
RAID ボリュームを作成すると、すべてのデータがわれます。 これらの手順を実行する前に、データのバックアップをることをおめします
ISストライプRAID ボリュームを作成する場合は、次の手順を実行します
l どのドライブもデル準拠SAS または SATA ハードドライブである必要があります
l RAID ボリュームSAS SATA のハードドライブを両方使うことはできません
l ドライブには 512 バイトブロックが必要で、リムーバブルメディアは不可です
メモ: 設定の追加やアップデートを行う前に、データのバックアップをることをおめします
注意: 以下の手順RAID 構成を作成すると、お使いのハードドライブのデータはすべて消去されます。 続行する前に、必要なデータのバックアップを行ってください。
メモ: RAID アレイの最大サイズは 2 テラバイトTBです2 TB の制限を超えるスペースは使用できません
メモ: RAID 0 の場合は、ハードドライブに障害が発生したにデータは保護されません。 IS の主な用途は、パフォーマンスの向上です
メモ: RAID ボリューム(仮想ディスク)内のハードドライブ数は、設定後は変更できません