メモリの取り付け(メモリライザーカードなし)
完全バッファ型 DDR2 メモリモジュールは 2 個ペアで取り付けることもできますが、その場合、コンピュータは動作しますが、パフォーマンスがやや低下します。 ペアは、サイズ、ランク、構成が同じで
ある必要があります。
メモリモジュールは、システム基板のラベルに書かれた順序で取り付けてください。4 個のセットの場合は、まずシステム基板の DIMM スロット 1 ~ 4、次に DIMM スロット 5 ~ 8 に取り付けます。
ペアの場合は、まずスロット DIMM_1 と DIMM_2、その後 DIMM_3 と DIMM_4 のように取り付けます。
メモリライザーカードのないメモリの取り付け
1. 「作業を開始する前に」の手順に従います。
2. コンピュータのカバーを取り外します(「コンピュータカバーの取り外し」を参照)。
3. メモリ冷却用エアフローカバーを固定している蝶ネジをゆるめ、コンピュータから外します。
1
完全バッファ型 DIMM
2
フルレングスヒートスプレッダ付きの完全バッファ型 DIMM
3
情報ラベル
注意: 非 ECC、非バッファ型、不完全バッファ型のメモリモジュールを使用しないでください。 使用すると、システムが起動しない場合があります。
警告: 『製品情報ガイド』の安全にお使いいただくための注意事項に従い、この項の手順を開始してください。
警告: 感電防止のため、カバーを開く前に必ず、コンピュータの電源プラグをコンセントから抜いてください。
注意: コンピュータ内部の部品への静電気による損傷を防ぐため、コンピュータの電子部品に触れる前に、身体から静電気を逃してください。 コンピュータシャーシの塗装されていない金属面に
触れることにより、静電気を逃がすことができます。
警告: コンピュータは通常 25 kg 以上の重さがあるため、取り扱いには注意を要します。 持ち上げ、移動、傾けなどの際にはほかの人に手伝ってもらうようにしてください。この
コンピュータを持ち上げるには通常 2 人必要です。 ケガを防ぐため、しっかりと持ち上げてください。また、持ち上げているときに前かがみになることは避けてください。 安全に関
する重要な注意点については、『製品情報ガイド』を参照してください。
警告: できるだけ安定性をよくするため、必ずコンピュータスタンドを取り付けてください。 スタンドを取り付けないと、コンピュータが転倒し、ケガやコンピュータの故障の原因とな
ることがあります。
1
メモリ冷却用エアフローカバー
2
蝶ネジ(2)
3
メモリファン