Dell OpenManage Client / クライアント用ソフトウェアは、IT Assistant などのリモート管理プログラムが、以下を実行することを可能にするソフトウェアです。
l お使いのコンピュータについての情報へのアクセス(搭載されているプロセッサの数や実行されているオペレーティングシステムの種類など)
l コンピュータのステータスの監視(温度プローブからの熱警告やストレージデバイスからのハードドライブ障害警告を受信することなど)
l お使いのコンピュータのステータスの変更(BIOS のアップデートまたはリモートでのシャットダウンなど)
管理システムは、IT Assistant を使ったネットワーク上で Dell OpenManage Client Instrumentation(クライアント用ソフトウェア)がセットアップされているコンピュータです。 Dell
OpenManagDell OpenManage Client Instrumentation(クライアント用ソフトウェア)については、デルサポートサイト support.jp.dell.com で入手できる、『Dell OpenManage
Client / クライアント用ソフトウェア ユーザーズガイド』を参照してください。
セキュリティ
シャーシイントルージョン検出
この機能がインストールされ、有効に設定されている場合、シャーシが開けられたことを検出し、ユーザーに警告します。 Chassis Intrusion(シャーシイントルージョン)設定を変更するには、次の手
順を実行します。
1. セットアップユーティリティを起動します。
2. 下矢印キーを押して、Security(セキュリティ)オプションへ移動します。
3. <Enter> を押してメニューにアクセスします。
4. 下矢印キーを押して Chassis Intrusion(シャーシイントルージョン)を選択します。
5. 左右の矢印キーを押してオプション設定を選択します。
6. セットアップユーティリティを終了します。
オプション設定
l On ―コンピュータカバーが開けられると、設定が Detected(検出済み)に変わり、次回のコンピュータ起動時の起動ルーチン中に次の警告メッセージが表示されます。
Alert! Cover was previously removed.
l On-Silent (デフォルト) ―コンピュータカバーが開けられると、設定が Detected(検出済み)に変わります。 次回のコンピュータ起動時の起動順序中に警告メッセージは表示されません。
l Off―イントルージョン監視は行われず、メッセージも表示されません。
Detected(検出済み)設定をリセットするには、次の手順を実行します。
1. セットアップユーティリティを起動します。
2. 下矢印キーを押して、Security(セキュリティ)オプションへ移動します。
3. <Enter> を押してメニューにアクセスします。
4. 下矢印キーを押して Intrusion Alert(イントルージョン警告)を選択します。
5. 左右の矢印キーを押して Acknowledge(確認)を選択します。
6. 変更を有効にするには、コンピュータをリセットします。
パドロックリングとセキュリティケーブルスロット
次の方法の 1 つを使って、コンピュータのセキュリティを強化します。
l パドロックリングはパドロックのみ、またはパドロックとループ型セキュリティケーブルをパドロックリングと一緒に使用します。
パドロックだけでコンピュータが開けられることを防ぐことができます。
固定されたものにセキュリティケーブルを通し、パドロックを取り付けることで、コンピュータが無断で移動されることを防止できます。
メモ: 管理者パスワードが有効な場合、管理者パスワードがわからないと Chassis Intrusion(シャーシイントルージョン)の設定をリセットできません。