ディスクプール内の設定済み(割り当て済み)容量が指定した割合に達すると、警告通知が E-メール
メッセージと SNMP トラップメッセージの形式で 警告の設定 ダイアログで指定された宛先アドレス
に送信されます。宛先アドレスの指定方法の詳細については、「警告通知の設定」を参照してくださ
い。
8. 作成 をクリックします
ディスクプール内の未設定容量の自動的な管理
MD Storage Manager は、ストレージアレイの未設定容量を検出することができます。未設定容量が検出され
ると、MD Storage Manager により 1 つ、または複数のディスクプールを作成するためのプロンプト、または
未設定容量を既存のディスクプールに追加するためのプロンプト、あるいはその両方が表示されます。デフ
ォルトでは、次の条件の 1 つが当てはまる場合に 自動設定 ダイアログが表示されます。
• ストレージアレイを管理するために AMW が開かれた、ストレージアレイにディスクプールが存在し
ない、および新しいディスクプールを作成するための類似した物理ディスクが十分にある。
• 新しい物理ディスクが、少なくとも 1 つのディスクプールを持つストレージアレイに追加されます。
利用可能な条件に合う物理ディスクが十分にある場合、既存のディスクプールと異なる物理ディスク
タイプのディスクプールを作成できます。
メモ: 未設定容量が検出されたときに 自動設定 ダイアログを再度表示させない場合は、再表示し
ない を選択できます。後で、未設定容量が検出されたときに、このダイアログを再度表示させる
場合は、AMW で ストレージアレイ → 設定 を選択して設定をリセットできます。設定をリセッ
トせずに 自動設定 ダイアログを起動する場合、ストレージアレイ → 設定 → ディスクプール を
選択します。
ディスクプール内の各物理ディスクは、同じ物理ディスクタイプおよび物理ディスクメディアタイプである
必要があり、また類似した容量を持つ必要があります。それらのタイプの物理ディスクに十分な数がある場
合は、
MD Storage Manager により単一のディスクプールを作成するためのプロンプトが表示されます。未設
定容量が異なる物理ディスクタイプで構成されている場合、MD Storage Manager により複数のディスクプー
ルを作成するためのプロンプトが表示されます。
ディスクプールがすでにストレージアレイに定義されていて、ディスクプールと同じ物理ディスクタイプの
新しい物理ディスクを追加する場合、
MD Storage Manager により、物理ディスクを既存のディスクプールに
追加するためのプロンプトが表示されます。新しい物理ディスクが異なる物理ディスクタイプである場合、
MD Storage Manager により、同じ物理ディスクタイプの物理ディスクを既存のディスクプールに追加するた
めのプロンプト、および別の物理ディスクタイプを使用して別のディスクプールを作成するためのプロンプ
トが表示されます。
メモ: 同じ物理ディスクタイプのディスクプールが複数ある場合、MD Storage Manager がディスクプール
に対する物理ディスクを自動で推奨できないことを示すメッセージが表示されます。ただし、物理ディ
スクを既存のディスクプールに手動で追加することができます。いいえ をクリックして、自動設定 ダイ
アログを閉じることができます。AMW から、 ストレージアレイ → ディスクプール → 物理ディスク(容
量)の追加 を選択します。
自動設定 ダイアログが開いているときに、追加の物理ディスクがストレージアレイに追加される場合は、ア
ップデート をクリックして追加の物理ディスクを検出することができます。ベストプラクティスとして、す
べての物理ディスクを同時にストレージアレイに追加します。この処置により、MD Storage Manager は、未
設定容量を使用するのに最適なオプションを推奨できるようになります。
オプションを確認して、自動設定 ダイアログで はい をクリックすることにより、1 つ、または複数のディス
クプールを作成するか、既存ディスクプールに未設定容量を追加するか、またはその両方を実行できます。
はい をクリックすると、ディスクプールの作成後に複数の同じ容量の仮想ディスクを作成することができま
す。
推奨されたディスクプールを作成しないことを選択する場合、または未設定容量をディスクプールに追加し
ないことを選択する場合、
いいえ をクリックして 自動設定 ダイアログを閉じます。次に ストレージアレイ
→ ディスクプール → AMW から作成 を選択して、ディスクプールを手動で設定できます。
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