– スケジュールを無効にする場合、スナップショットイメージのスケジュールの有効化 の選択を解
除します。
– 別の既存のスケジュールを使用する場合は、既存のスケジュールからの設定のインポート をクリ
ックします。スケジュール設定のインポート ダイアログが表示されます。既存のスケジュール
表からインポートする新しいスケジュールを選択し、インポート をクリックします。
– スケジュールを編集する場合は、スケジュール設定を変更します。スケジュール設定の詳細につ
いては、オンラインヘルプを参照してください。
5. OK をクリックして、選択したスナップショットグループまたは整合性グループのスケジュールに変更を
適用します。
スナップショットロールバックの実行
次のいずれかを行って、スナップショット動作をロールバックすることができます。
• スナップショットイメージのスナップショット仮想ディスクを作成することにより、そのスナップシ
ョット仮想ディスクから削除されたファイルを取得することができます(ベース仮想ディスクは影響
を受けません)。
• スナップショットイメージをベース仮想ディスクへ復元することにより、ベース仮想ディスクを以前
のポイントインタイムにロールバックすることができます。
メモ: ホストは、新しくロールバックされたベース仮想ディスクにすぐにアクセスできますが、既存のベ
ース仮想ディスクは、ロールバック開始後にホストによる読み書きアクセスを許可しません。リカバリ
の目的のためにロールバック前のベース仮想ディスクを保存するため、ロールバックを開始する直前に
ベース仮想ディスクのスナップショットを作成することができます。
スナップショットイメージは、特定のポイントインタイムでの既知の良好なデータセットにロールバックし
たい場合に便利です。たとえば、仮想ディスクでリスクの高い操作を実行する前に、スナップショットイメ
ージを作成して、仮想ディスク全体に対する「取り消し」機能を有効にできます。次のタイプのスナップシ
ョットイメージからロールバックを開始できます。
• ベース仮想ディスクのスナップショットイメージにより、スナップショットグループに関連付けられ
たベース仮想ディスクを以前の状態にロールバックできます。
• 整合性グループのスナップショットイメージにより、整合性グループのすべて、または選択したメン
バー仮想ディスクを以前の状態にロールバックできます。
スナップショットロールバックの制限事項
• ロールバック操作によって、ベース仮想ディスクに関連付けられたスナップショットイメージの内容
が変更されることはありません。
• ロールバック操作の処理中は次の操作を実行できません。
– ロールバックに使用されるスナップショットイメージの削除。
– ロールバック操作に参加しているベース仮想ディスクに対するスナップショットイメージの
新規作成。
– 関連付けられたスナップショットグループのリポジトリ満杯ポリシーの変更。
• ストレージアレイで次のいずれかの操作が処理中の場合は、ロールバック操作を開始できません。
– ディスクグループの容量の拡張。
– 仮想ディスクの容量を拡張するための Virtual Disk Expansion(VDE)。
– 異なる RAID レベルへのディスクグループの移行。
–
仮想ディスクのセグメントサイズの変更。
•
ベース仮想ディスクが仮想ディスクコピーに参加している場合は、ロールバック操作を開始できませ
ん。
•
ベース仮想ディスクがリモートレプリケーションのセカンダリ仮想ディスクである場合は、ロールバ
ック操作を開始できません。ただし、ベース仮想ディスクがリモートレプリケーションのプライマリ
仮想ディスクである場合は、ロールバック操作を開始できます。さらに、プライマリ仮想ディスクが
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