• リモートレプリケーション(標準およびレガシーベース)。 詳細については、「プレミアム機能 - リ
モートレプリケーション」および「プレミアム機能 - リモートレプリケーション(レガシー)」を参
照してください。
メモ: 上記のプレミアム機能は個別にアクティブ化する必要があります。これらの機能を購入すると、ア
クティベーションカードが付属しており、この機能を有効にする手順の説明が含まれています。
サポートされるスナップショット機能のタイプ
MD ストレージアレイでは、次のタイプの仮想ディスクスナップショットプレミアム機能がサポートされま
す。
• 複数のポイントインタイム(PiT)グループを使用するスナップショット仮想ディスク — この機能は、
スナップショットグループ、スナップショットイメージ、および整合性グループもサポートします。
• 各スナップショットに個別のリポジトリを使用するスナップショット仮想ディスク(レガシー)
詳細については、「プレミアム機能 --- スナップショット仮想ディスク」および「プレミアム機能 — スナップ
ショット仮想ディスク(レガシー)」を参照してください。
スナップショット仮想ディスク、スナップショットイメージ、およびスナップショットグループ
スナップショットイメージは、特定のポイントインタイムで作成された関連ベース仮想ディスクの内容の論
理イメージです。スナップショットイメージはベース仮想ディスクからのデータの保存のみに使用されるた
め、このタイプのイメージは、ホストにとって直接読み取りまたは書き込みが可能なイメージではありませ
ん。スナップショットイメージ内のデータのコピーにホストがアクセスできるようにするには、スナップシ
ョット仮想ディスクを作成する必要があります。このスナップショット仮想ディスクには独自のリポジトリ
が含まれており、参照されたスナップショットイメージに影響を与えずに、ホストアプリケーションによっ
てベース仮想ディスクに行われた今後の変更を保存するために使用されます。
スナップショットイメージは手動で作成、またはスナップショットイメージを作成する日付と時刻を定義す
るスケジュールを確立することにより自動的に作成できます。スナップショットイメージには、次のオブジ
ェクトを含めることができます。
• 標準仮想ディスク
• シンプロビジョニングされた仮想ディスク
• 整合性グループ
スナップショットイメージを作成するには、最初に、スナップショットグループを作成し、仮想ディスク用
のスナップショットリポジトリ領域を予約する必要があります。リポジトリ領域は、現在の仮想ディスクの
予約の割合に基づきます。
スナップショットグループ内の最も古いスナップショットイメージは手動で削除、またはスナップショット
グループの 自動削除 設定を有効にすることによってプロセスを自動化することもできます。スナップショ
ットイメージが削除されると、その定義がシステムから削除され、そのスナップショットイメージが占有し
ていたリポジトリ内の容量が解放され、スナップショットグループ内で再び使用できるようになります。
スナップショット仮想ディスク(レガシー)
スナップショットは仮想ディスクのポイントインタイムイメージです。スナップショットは、スナップショ
ットが作成された時点の仮想ディスクのイメージを提供します。ソース仮想ディスクが引き続きオンライン
でユーザーがアクセス可能であっても、アプリケーション(例:バックアップアプリケーション)がスナッ
プショットにアクセスしてデータを読み取れるようにスナップショットを作成します。バックアップが完了
すると、スナップショット仮想ディスクは必要なくなります。仮想ディスクごとに最大 4 つのスナップショ
ットを作成できます。
スナップショットは、スナップショットが取得されてから変更されたファイルの、以前のバージョンを回復
するために使用されます。スナップショットはコピーオンライトアルゴリズムを使用して実装されます。こ
のアルゴリズムにより、仮想ディスクへの書き込みが発生した瞬間に、データのバックアップコピーが作成
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