Dell dell power vault md series Computer Accessories User Manual


 
アレイ仮想ディスク(VD)が後でホストサーバーにマップされた場合、rescan_dm_devices コマンドを再
度実行して、VD をオペレーティングシステムで認識される LUN にする必要があります。
multipath コマンドを使用したマルチパスデバイストポロジの表示
multipath コマンドは、新しくスキャンされてマップされた仮想ディスクを Device Mapper テーブルに追加し
て、それらの仮想ディスクに対するエントリをホストサーバーの /dev/mapper ディレクトリに作成します。こ
れらのデバイスは、ホストにある他のブロックデバイスと同じです。
すべてのマルチパスデバイスを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
# multipath –ll
出力はこの例に類似したものになり、この例では 1 つのマップされた仮想ディスクに対する出力が示されて
います。
mpath1 (3600a0b80005ab177000017544a8d6b92) dm-0 DELL, MD3xxxx[size=5.0G]
[features=3 queue_if_no_path pg_init_retries 50][hwhandler=1 rdac][rw]\_ round-
robin 0 [prio=6][active] \_ 5:0:0:0 sdc 8:32 [active][ready]\_ round-robin 0
[prio=1][enabled] \_ 4:0:0:0 sdb 8:16 [active][ghost]
ここで、
mpath1 は、Device Mapper によって作成された仮想デバイスの名前です。これは /dev/mapper ディレクトリ
にあります。
DELL は、デバイスのベンダーです。
MD3xxxx は、デバイスのモデルです。
Sdc は、デバイスの所有コントローラへの物理パスです。
Sdb は、デバイスの非所有コントローラへの物理パスです。
次に SLES 出力の例を示します。
mpathb(360080e500017b2f80000c6ca4a1d4ab8) dm-21 DELL,MD3xxxx[size=1.0G]
[features=3 queue_if_no_path pg_init_retries 50][hwhandler=1 rdac][rw]\_ round-
robin 0 [prio=6][active] \_ 4:0:0:22 sdx 65:112 [active][ready]\_ round-robin 0
[prio=1][enabled] \_ 6:0:0:22 sdcl 69:144 [active][ghost]
ここで、
mpathb は、Device Mapper によって作成された仮想デバイスの名前です。これは、/dev/mapper ディレクトリ
にあります。
DELL は、デバイスのベンダーです。
MD3xxxx は、デバイスのモデルです。
Sdx は、デバイスの所有コントローラへの物理パスです。
Sdcl は、デバイスの非所有コントローラへの物理パスです。
マルチパスデバイスノードでの fdisk パーティションの新規作成
fdisk コマンドを使用すると、Device Mapper に提示される、新しくスキャンされてマップされた仮想ディス
ク上のファイルシステムのパーティションスペースを作成できます。
たとえば、マルチパスデバイスノード /dev/mapper/mpath<x> にパーティションを作成するには、次のコマン
ドを使用します。
# fdisk /dev/mapper/mpath<x>
ここで mpath<x> は、パーティションを作成するマルチパスデバイスノードです。
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