Dell dell power vault md series Computer Accessories User Manual


 
iSCSI ホストポートの設定
iSCSI ホストポートを設定するデフォルトの方法(IPv4 アドレス設定用)は DHCP です。ネットワークに DHCP
サーバーがある限り、常にこの方法を使用してください。静的な DHCP アドレスを iSCSI ポートに割り当てて
接続を継続することをお勧めします。
IPv6 アドレス設定の場合は、デフォルトの方法がステートレス自動設
定になります。IPv6 には常にこの方法を使用してください。詳細については、nformation, see at dell.com/
support/manuals で『
Troubleshooting your Dell PowerVault MD-Series Storaeg Array: Configuring iSCSI Data Ports
Dell PowerVault MD-Series ストレージアレイ: iSCSI データポートの設定)を参照してください。
iSCSI ホストポートを設定するには、次の手順を実行します。
1. AMW セットアップ タブを選択します。
2. iSCSI ホストポートの設定 を選択します。
iSCSI ホストポートの設定 ウィンドウが表示されます。
3. iSCSI ホストポート リストで、適切な RAID コントローラモジュールおよび iSCSI ホストポートを選択し
ます。
iSCSI ホストポートを選択したときに、ストレージアレイとホスト間の接続ステータスが、ステータス
域に表示されます。接続ステータスは接続中または接続の切断のいずれかになります。また、選択され
iSCSI ホストポートのメディアアクセス制御アドレス(MAC)が MAC アドレス領域に表示されます。
メモ: iSCSI ホストポートごとに、IPv4 設定または IPv6 設定のいずれか、あるいはそれら両方を使用
できます。
4. 設定済みのイーサネットポート速度 リストで、iSCSI ホストポートのネットワーク速度を選択します。
設定済みのイーサネットポート速度 リストのネットワーク速度の値は、ネットワークでサポートできる
最大速度に依存します。サポートされるネットワーク速度のみが表示されます。
単一コントローラのすべてのホストポートが同じ速度で動作します。同じコントローラのホストポート
に異なる速度が選択された場合は、エラーが表示されます。
5. iSCSI ホストポートに IPv4 設定を使用するには、IPv4 の有効化 を選択し、IPv4 設定 タブを選択します。
6. iSCSI ホストポートに IPv6 設定を使用するには、IPv6 の有効化 を選択し、IPv6 設定 タブを選択します。
7. IPv4 設定および IPv6 設定を行うには、次の操作を実行します。
DHCP サーバーから設定を自動的に取得 を使用して設定を自動的に設定します。このオプション
はデフォルトで選択されます。
設定の指定 を使用して設定を手動で指定します。
メモ: 自動設定方法を選択した場合、設定は IPv4 設定用 DHCP を使用して自動的に取得されます。
IPv6 設定の場合も同様に、設定は MAC アドレスと、サブネットワークにある IPv6 ルーターに基づ
いて自動的に取得されます。
8. IPv4 の詳細設定 および IPv6 詳細設定 をクリックして、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)のサ
ポートおよびイーサネットの優先度を設定します。
9. ポートの詳細設定 をクリックして、TCP リスニングポート設定 および ジャンボフレーム 設定を指定し
ます。
10. インターネット制御通知プロトコル(ICMP)を有効にするには、ICMP Ping 応答を有効にします を選択
します。
ICMP 設定は、IPv4 アドレス設定用に設定されたストレージアレイ内のすべての iSCSI ホストポートに適
用されます。
メモ: ICMP は、インターネットプロトコルスイートの中核プロトコルの 1 つです。ICMP メッセージ
は、ホストが到達可能かどうかと、そのホストに対するパケットの取得時間を調べます。
11. OK をクリックします。
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