メモ: 物理ディスクを持たないストレージアレイには、複数のストレージアレイからのディスク
グループを同時にマイグレートしないでください。1 つのストレージアレイからディスクグルー
プをマイグレートする場合は、仮想ディスクのコールドマイグレーションを使用します。
• マイグレート前のプレミアム機能の有効化 — ディスクグループと仮想ディスクをマイグレートする
前に、マイグレート先ストレージアレイで必要なプレミアム機能を有効にします。プレミアム機能が
有効に設定されたストレージアレイからディスクグループをマイグレートする際に、マイグレート先
アレイでプレミアム機能が有効になっていない場合は、非準拠 エラーメッセージが生成されることが
あります。
ディスクのローミング
アレイ内で物理ディスクを移動させることができます。RAID コントローラモジュールは、位置が変更された
物理ディスクを自動的に認識し、ディスクグループの一部である適切な仮想ディスク内に論理的に配置しま
す。ディスクのローミングは、RAID コントローラモジュールがオンラインでも、電源がオフになっている場
合でも許可されます。
メモ: 物理ディスクを移動する前に、ディスクグループをエクスポートする必要があります。
ホストサーバー対仮想ディスクのマッピング
ストレージに接続されているホストサーバーは、ホストポートを通じてストレージアレイ上の様々な仮想デ
ィスクにアクセスします。個々のホストサーバーへの特定の仮想ディスク対
LUN のマッピングを定義でき
ます。また、ホストサーバーは、1 つまたは複数の仮想ディスクへのアクセスを共有するホストグループの
一部にすることができます。ホストサーバーから仮想ディスクへのマッピングは手動で設定できます。ホス
トサーバーから仮想ディスクへのマッピングを設定するには、次のガイドラインを考慮してください。
• ストレージアレイ内の仮想ディスクごとに、1 つのホストサーバー対仮想ディスクのマッピングを定
義することができます。
• ホストサーバー対仮想ディスクのマッピングは、ストレージアレイの RAID コントローラモジュール
間で共有されます。
• 仮想ディスクにアクセスするには、ホストグループまたはホストサーバーは固有の LUN を使用する必
要があります。
• 使用可能な LUN 数は、オペレーティングシステムによって異なります。
ホストタイプ
ホストサーバーは、ストレージアレイにアクセスするサーバーです。仮想ディスクにマップされており、1
個または複数の iSCSI イニシエータポートを使用します。一般に、ホストには次の属性があります。
• ホスト名 — ホストサーバーを一意に識別する名前。
• ホストグループ(クラスタソリューションのみで使用)— 同じ仮想ディスクへのアクセスを共有する
ために関連付けられた 2 台以上のホストサーバーです。
メモ: このホストグループは、MD Storage Manager 内に作成できる論理エンティティです。ホス
トグループ内のホストはすべて、同じオペレーティングシステムを実行している必要がありま
す。
• ホストタイプ — ホストサーバーで実行されているオペレーティングシステム。
拡張機能
RAID エンクロージャは、いくつかの拡張機能をサポートします。
•
仮想ディスクスナップショット。
•
仮想ディスクコピー。
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