メモ: 場合によっては、ソース仮想ディスクと、それに関連付けられたスナップショット仮想ディス
クの両方への同じホストマッピングによりコンフリクトが発生することがあります。このコンフ
リクトは、使用しているホストオペレーティングシステムおよび仮想ディスクマネージャによって
異なります。
10.
ホストオペレーティングシステムにスナップショット仮想ディスクを登録するには、ホストベースの
hot_add ユーティリティを実行します。
11. ストレージアレイ名と仮想ディスク名とのマッピングを関連付けるには、ホストベースの SMdevices ユ
ーティリティを実行します。
メモ: 使用オペレーティングシステムの補足要件については、オペレーティングシステム付属のマニ
ュアルを参照してください。
詳細パスを使用したスナップショット仮想ディスクの作成
詳細パスについて
空き容量または未設定容量にスナップショットリポジトリ仮想ディスクを配置し、スナップショットリポジ
トリ仮想ディスクパラメーターを変更するかどうかを選択するには、詳細パスを使用します。スナップショ
ット仮想ディスクの空き容量または未設定容量を使用するかどうかに関わらず、詳細パスを選択できます。
詳細パスでは、スナップショット仮想ディスクに対して次のパラメーターを指定できます。
• スナップショット仮想ディスク名 — スナップショット仮想ディスクを、対応するスナップショット
リポジトリ仮想ディスクとソース仮想ディスクに関連付けるのに役立つユーザー指定の名前。
• スナップショットリポジトリ仮想ディスク名 — スナップショットリポジトリ仮想ディスクを、対応
するスナップショット仮想ディスクとソース仮想ディスクに関連付けるのに役立つユーザー指定の
名前。
• 容量の割り当て — このパラメーターにより、スナップショットリポジトリ仮想ディスクを作成する
場所を選択できます。次のいずれかの方法で、容量を割り当てることができます。
– ソース仮想ディスクと同じディスクグループの空き容量を使用する。
– 別のディスクグループ上の空き容量を使用する。
– 未設定容量を使用して、スナップショット仮想ディスク用の新しいディスクグループを作成す
る。
– スナップショットリポジトリ仮想ディスクはソース仮想ディスクのディスクグループ内に配
置することを推奨します。これにより、ディスクグループに関連付けられたドライブが別のス
トレージアレイに移動され、スナップショット仮想ディスクに関連付けられた仮想ディスクは
同じグループ内に残ります。
• スナップショットリポジトリ仮想ディスクの容量 — スナップショットリポジトリ仮想ディスク容量
は、ソース仮想ディスク容量のパーセンテージで表します。最大許容割合は 120 % です。
• 容量の使用率 — ユーザーが指定したリポジトリのフルパーセンテージレベルにスナップショットリ
ポジトリ仮想ディスクが達すると、イベントがメジャーイベントログ(MEL)に記録されます。デフ
ォルトのスナップショットリポジトリのフルパーセンテージレベルは、ソース仮想ディスクの 50 % で
す。
• スナップショットリポジトリ仮想ディスクのフル容量の条件 — スナップショットリポジトリ仮想デ
ィスクがフル容量になったときに、ソース仮想ディスクへの書き込みを禁止するか、スナップショッ
ト仮想ディスクの使用を禁止するか選択できます。
• ホスト対仮想ディスクのマッピング — スナップショット仮想ディスクをホストまたはホストグルー
プに今すぐマップするか、後でマップする かを選択できます。
詳細パスを使用してスナップショットを作成するためのホストサーバーの準備
• Microsoft Windows クラスタ化構成でスナップショット仮想ディスクプレミアム機能を使用する前に、
まずスナップショット仮想ディスクを、ソース仮想ディスクがあるクラスタノードにマップする必要
があります。これにより、クラスタノードはスナップショット仮想ディスクを正しく認識できるよう
になります。
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