この例では、CG(整合性グループ)はプレフィックス、equence-number は整合性グループの作成時間順
の番号で、現在存在する整合性グループの数に基づいて加算されます。
4.
メンバー仮想ディスクを整合性グループに今すぐ、または後で追加するかどうかを選択します。
– メンバーを今すぐ追加 を選択して、適格なメンバー仮想ディスクから、整合性グループにメンバ
ーとして追加する仮想ディスクを選択します。この方法を選択した場合、整合性グループの各メ
ンバーに対してリポジトリを作成する必要があります。手順 5 に進みます。すべてを選択 チェ
ックボックスをクリックして、適格な仮想ディスク 表に表示されたすべての仮想ディスクを整合
性グループに追加することができます。
– メンバーを後で追加 を選択し、終了 をクリックして、メンバー仮想ディスクを持たない整合性
グループを作成します。手順 6 に進みます。
適格な仮想ディスク 表には、整合性グループで使用することができる仮想ディスクのみが表示されま
す。整合性グループのメンバーとなる資格を持つには、仮想ディスクを失敗状態にしておくことはでき
ず、最大許容数未満の関連スナップショットグループが含まれている必要があります。
5.
整合性グループ内の各メンバーのリポジトリの作成方法を選択します。
– 自動 を選択し、終了 をクリックして、デフォルトの容量設定でリポジトリを作成します。この
オプションは、推奨オプションです。
– 手動 を選択し、次へ をクリックしてリポジトリの容量設定を定義し、終了 をクリックして整合
性グループの作成プロセスを続行します。個々のリポジトリ候補の編集 をクリックして各メン
バー仮想ディスクのリポジトリ候補を手動で編集することができます。
メモ: このオプションは、リポジトリ用のカスタマイズ可能な設定のすべてを指定する場合
に使用します。手動による方法は高度な方法であるとみなされることから、物理ディスクの
整合性および最適な物理ディスク構成について理解しているユーザー限定です。リポジト
リパラメーターの設定の詳細については、オンラインヘルプのトピックを参照してくださ
い。
6. 終了 をクリックします。
ナビゲーションツリーで、整合性グループ ノードの下に整合性グループおよびそのプロパティが表示さ
れます。
整合性グループリポジトリの作成(手動)
整合性グループの作成中、そのグループに含まれるすべてのスナップショットイメージのデータを格納する
整合性グループリポジトリが作成されます。整合性グループのリポジトリは、当初単一のリポジトリ仮想デ
ィスクで作成されます。整合性グループに属する各仮想ディスクは、メンバー仮想ディスクと呼ばれます。
仮想ディスクを整合性グループに追加すると、このメンバー仮想ディスクに対応する新しいスナップショッ
トグループが自動的に作成されます。グループに含まれるすべてのスナップショットイメージのデータを保
存するには、整合性グループ内の各メンバー仮想ディスクに対して整合性グループリポジトリを作成する必
要があります。
手動による方法は高度な方法であるとみなされることから、物理ディスクの整合性、プロビジョニング、お
よび最適な物理ディスク構成について理解しているユーザー限定です。
整合性グループを命名するときは、次のガイドラインに留意してください。
• 整合性グループリポジトリには、必要最小容量(設定に応じて異なります)があります。
• リポジトリの容量要件を定義する場合は、このディスクグループまたはディスクプール内の他の仮想
ディスクに対する将来の要件を考慮してください。データストレージのニーズを満たすために十分
な容量があることを確認します。ただし、ストレージアレイのすべてのストレージをすぐに使いきっ
てしまう可能性があるため、容量を割り当て過ぎないようにしてください。
•
リポジトリ候補のリストには、新しいリポジトリ仮想ディスクと既存のリポジトリ仮想ディスクの両
方を含めることができます。整合性グループを削除した場合、既存のリポジトリ仮想ディスクはデフ
ォルトでストレージアレイに残されたままになります。既存のリポジトリ仮想ディスクはリストの
最上部に配置されます。既存のリポジトリ仮想ディスクを再利用する利点は、新しいリポジトリ仮想
ディスクを作成する場合に生じる初期化プロセスを回避できることです。
整合性グループリポジトリを作成するには、次の手順を実行します。
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