I/O データパスの保護
ホストとアレイ間には複数の接続を確立できます。ストレージアレイへのホストアクセスを設定する場合
は、アレイに対するすべての接続を選択する必要があります。
メモ: 配線の設定の詳細については、『Deployment Guide』(導入ガイド)を参照してください。
メモ: ホストの設定の詳細については、「ホストについて」を参照してください。
RAID コントローラモジュールやケーブルなどのコンポーネントで障害が発生した場合、または優先 RAID コ
ントローラモジュールへのデータパス上でエラーが発生した場合は、仮想ディスクの所有権が、優先されな
い代替 RAID コントローラモジュールに移動して処理を行います。この障害またはエラーはフェイルオーバ
ーと呼ばれます。
Microsoft Multi-Path IO(MPIO)や Linux Device Mapper(DM)などのマルチパスフレームワーク用のドライバ
は、ストレージアレイにアクセスし、I/O パスを提供するホストシステムにインストールされます。
Linux DM の詳細については、「Linux の Device Mapper Multipath」を参照してください。また、MPIO の詳細に
ついては、microsoft.com をご覧ください。
メモ: 単一ポートクラスタ構成など、ストレージシステムに 1 つのパスしかない構成の場合でも、ホスト
上には、必ずマルチパスドライバがインストールされている必要があります。
フェイルオーバー中、仮想ディスク転送は重要なイベントとしてログに記録され、ストレージアレイに警告
宛先が設定されている場合に、警告通知が自動的に送信されます。
ホストポート識別子の管理
以下を実行して、ストレージアレイに追加されたホストポート識別子を管理することができます。
• 追加 — 新規ホストポート識別子を特定のホストに追加する、または関連付けます。
• 編集 — ホストポート識別子エイリアスまたはユーザーラベルを変更します。ホストポート識別子を
新しいホストに移動する(関連付ける)ことができます。
• 置換 — 特定のホストポート識別子を別のホストポート識別子で置き換えます。
• 削除 — 特定のホストポート識別子と関連付けられているホストとの関連を削除します。
ホストポート識別子を管理するには、次の手順を実行します。
1. AMW で、ホストマッピング タブを選択します。
2.
次のアクションのうち、いずれかを実行します。
– オブジェクトツリーでホストを右クリックし、ポップアップメニューから ホストポート識別子の
管理 を選択します。
– メニューバーから、ホストマッピング → ホストポート識別子の管理 を選択します。
ホストポート識別子の管理 ダイアログが表示されます。
3. 次と関連するホストポート識別子を表示 リストでホストポート識別子を管理するには、以下を実行しま
す。
–
特定のホストの場合は、ストレージアレイに関連付けられているホストのリストからホストを選
択します。
– すべてのホストの場合は、ストレージアレイに関連付けられているホストのリストから すべての
ホスト を選択します。
4. 新規ホストポート識別子を追加している場合は、手順 5 に進みます。既存のホストポート識別子を管理
している場合は、手順 10 に進みます。
5. 追加 をクリックします。
64