Dell dell power vault md series Computer Accessories User Manual


 
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ストレージアレイの検出および管理
ストレージアレイの管理には次の 2 つの方法があります。
帯域外管理
帯域内管理
メモ: iSCSI MD ストレージアレイを使用している場合は、管理機能の詳細について、dell.com/support/
manuals
Troubleshooting the Dell PowerVault MD-Series Storage Array: Configuring the Ethernet Management
Port
』(Dell PowerVault MD-Series ストレージアレイのトラブルシューティング: イーサネット管理ポー
トの設定)を参照してください。
帯域外管理
帯域外管理手段では、データはコマンドおよびイベントから隔離されます。データはホストツーコントロー
ラインタフェースでやり取りされ、コマンドとイベントは管理ポートのイーサネットケーブルを使用します。
この管理手段では、お使いのオペレーティングシステムおよびホストアダプターでサポートされる、最大数
の仮想ディスクを設定できます。
最大 8 個のストレージ管理ステーションが、帯域外管理ストレージアレイを同時に監視できます。この制限
は、帯域内管理手段で管理するストレージアレイには適用されません。
帯域外管理を使用する場合、各 RAID コントローラモジュールの管理イーサネットポートに対して、インター
ネットプロトコル(IP)アドレス、サブネットワークマスク(サブネットマスク)、ゲートウェイといった
ネットワーク構成を設定する必要があります。Dynamic Host Configuration ProtocolDHCP)サーバーを使用し
ている場合には、自動ネットワーク構成を有効にすることができますが、DHCP サーバーを使用していない場
合には、手動でネットワーク構成を設定する必要があります。
メモ: RAID コントローラモジュールのネットワーク設定は、DHCP サーバーを使用して割り当てることが
できます(デフォルト設定)。ただし、150 秒間 DHCP サーバーを使用できない場合、RAID コントロー
ラモジュールは静的 IP アドレスを割り当てます。デフォルトでは、コントローラ 0 192.168.128.101
割り当てられ、コントローラ 1 には 192.168.128.102 が割り当てられます。
帯域内管理
帯域内管理を使用すると、コマンド、イベント、およびデータがホストツーコントローラインタフェースで
やり取りされます。帯域外管理とは異なり、コマンドとイベントはデータと混在することになります。
メモ: 帯域内管理と帯域外管理のセットアップの詳細については、dell.com/support/manuals でお使いのシ
ステムの『Deployment Guide』(導入ガイド)を参照してください。
この管理方法を使用してストレージアレイを追加する場合、ホスト名またはホストの IP アドレスのみを指定
します。特定のホスト名またはホストの IP アドレスを指定すると、このホストに接続されているすべてのス
トレージアレイが、ホストエージェントソフトウェアで自動的に検出されます。
メモ: 一部のオペレーティングシステムは、ストレージ管理ステーションとしてのみ使用できます。使用
中のオペレーティングシステムの詳細については、dell.com/support/manuals で『MD
PowerVault Support
Matrix』(MD PowerVault サポートマトリックス)を参照してください。
詳細については、オンラインヘルプのトピックを参照してください。
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