存するには、整合性グループ内の各メンバー仮想ディスクに対して整合性グループリポジトリを作成する必
要があります。
手動による方法は高度な方法であるとみなされることから、物理ディスクの整合性、プロビジョニング、お
よび最適な物理ディスク構成について理解しているユーザー限定です。
整合性グループを命名するときは、次のガイドラインに留意してください。
• 整合性グループリポジトリには、必要最小容量(設定に応じて異なります)があります。
• リポジトリの容量要件を定義する場合は、このディスクグループまたはディスクプール内の他の仮想
ディスクに対する将来の要件を考慮してください。データストレージのニーズを満たすために十分
な容量があることを確認します。ただし、ストレージアレイのすべてのストレージをすぐに使いきっ
てしまう可能性があるため、容量を割り当て過ぎないようにしてください。
• リポジトリ候補のリストには、新しいリポジトリ仮想ディスクと既存のリポジトリ仮想ディスクの両
方を含めることができます。整合性グループを削除した場合、既存のリポジトリ仮想ディスクはデフ
ォルトでストレージアレイに残されたままになります。既存のリポジトリ仮想ディスクはリストの
最上部に配置されます。既存のリポジトリ仮想ディスクを再利用する利点は、新しいリポジトリ仮想
ディスクを作成する場合に生じる初期化プロセスを回避できることです。
整合性グループリポジトリを作成するには、次の手順を実行します。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. コピーサービス → 整合性グループ → 作成 を選択します。
整合性グループ設定 ウィンドウが表示されます。
3. 手動 を選択し、次へ をクリックして、整合性グループのリポジトリ候補設定をカスタマイズします。
整合性グループリポジトリ設定 - 手動 ウィンドウが表示されます。
4.
ベース仮想ディスク容量の割合または希望する容量のいずれかに基づいて、整合性グループ内の各メン
バー仮想ディスクに対するリポジトリ候補をフィルタする方法を選択します。
フィルタオプションの詳細については、オンラインヘルプのトピックを参照してください。
選択内容に基づいて、各メンバー仮想ディスクに対して最適なリポジトリ候補が表示されます。
5. メンバー仮想ディスクのリポジトリ候補を編集する場合は、個々のリポジトリ候補の編集 を選択しま
す。
6. リポジトリ候補 表から、整合性グループ内の各メンバー仮想ディスクに使用するリポジトリを選択しま
す。
メモ: 指定した容量に最も近いリポジトリ候補を選択します。
– リポジトリ候補 テーブルには、割合として指定した値、または希望する容量として指定した値に
基づき、整合性グループ内の各メンバー仮想ディスクに使用できる新しいリポジトリと既存のリ
ポジトリの両方が表示されます。
– デフォルトでは、メンバー仮想ディスクの容量の 20 % を使用した、整合性グループの各メンバー
仮想ディスクに対するリポジトリが表示されます。そのサイズに満たないリポジトリ候補と、異
なるデータサービス(DS)属性を持つリポジトリ候補はフィルタリングにより除外されます。こ
れらの設定を使用して適切な候補が示されない場合は、自動選択の実行 をクリックして、自動推
奨候補を提供できます。
– 差異 列には、選択した容量とリポジトリ候補の実際の容量との差異を示す数値が示されます。リ
ポジトリ候補が新しい場合は、指定したのとまったく同じ容量が使用され、差異 列にはゼロ(0)
が表示されます。
7.
各リポジトリ候補を編集するには、次の手順を実行します。
a) リポジトリ候補 表から候補を選択し、編集 をクリックしてリポジトリの容量設定を変更します。
b) OK をクリックします。
8. 詳細オプションの表示 を選択し、次のデフォルト設定を受け入れるか、必要に応じてデフォルト設定を
変更します。
詳細設定についての詳細は、オンラインヘルプのトピックを参照してください。
9. 終了 をクリックします。
132